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marunowa Mysa 自然素材へのこだわりvo.2
- #marunowa

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自然素材や庭との繋がりを大事に造り上げているmarunowa Mysaの住まい。沢山の自然素材の中から、採用する素材へのこだわりについて、marunakaが、設計機構WORKSとmarunakahomeのメンバーにお話を伺います。第二弾は、設計機構WORKSの清水さん。
第一弾はこちらからお読みいただけます。

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新ブランドmarunowa Mysaを造るにあたり、採用した素材はどういったものでしょうか。

WORKS 清水さん
外壁には焼杉とそとん壁を採用しました。
焼杉

WORKS 清水さん
焼杉とは、杉材の表面を焼いて、炭化させた材料です。窯業系サイディングにはない自然な風合いは、年々表情を変えてゆき、経年変化を楽しめます。継ぎ目に劣化してしまうコーキングを使わず、焼杉自体はほとんど傷まないので、メンテナンス費用もおさえられます。また、サイディングなどに比べると、製造過程や建物解体後の廃棄時での環境負荷が小さいことも地球にとって、うれしいメリットです。


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通常の杉材では柔らかく、どうしても雨風にさらされてしまう印象ですが、腐食に強く耐久性があるというのは魅力的です。また、やはりサイディングなどに比べ色味や風合いに味が出て、独特の存在感が漂うのも自然素材ならではですね。
焼杉は古くから滋賀県よりも西の地域で、耐久性を上げるために伝統建築に採用されていた素材。確かに関東ではあまり見かけたことがありませんが、自然のものを合理的に、無理なく使う昔の人々の知恵や美意識を感じます。

そとん壁

WORKS 清水さん
そとん壁は、火山から噴出した火砕流が急激に冷やされて硬化したシラスが材料となっており、100%自然素材の材料です。シラスは多孔質な材料で、透湿性が高く、外壁の防水性にも優れています。また、シラスは無機質の天然セラミック素材なので、退色・劣化がおきにくく、基本的にメンテナンスフリーで性能を保てる外壁です。そとん壁は、継ぎ目のない仕上げが可能で、落ち着いた上質な表情を楽しめます。(とは言うものの、植栽の木陰など、湿気を帯びているところには若干カビが発生することがあるため、
雨がかりになりにくように、庇を出すことや、北側の壁などには注意をしています。)
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防水機能を持ちながら透湿性があることで、冬は断熱性を、夏は壁に打ち水をすることで気化熱作用を保つことができます。省エネルギーでもあるのですね。

marunaka
本物の自然素材だからこそ、お手入れも気を使うのかと思っていましたがどちらもメンテナンスフリーという点が魅力的です。焼杉のメンテナンスは方法はなんと、墨汁を塗ることで出来てしまうそう!
